「ベランダでハーブを育ててみたい。でも、どれから始めればいいかわからない」
そんなときは、5種類を一度に並べなくて大丈夫です。この記事では、初心者が育てやすい5つに絞って、日当たり・水やり・使い方・つまずきやすい点だけを整理します。
迷ったら、ミントかローズマリーを1鉢。 苗はホームセンターで揃うことが多いです。種からより、苗からの方が始めやすいです。
5つを先に見る

| ハーブ | 日当たり | 水やり | 向いている使い方 | つまずきやすい点 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ミント | 半日陰でも可 | 乾いたらたっぷり | お茶・水出し | 寄せ植えにしない |
| 2 | ローズマリー | 日なた・風通し | 乾き気味でOK | 肉料理・香り | 水のやりすぎ |
| 3 | バジル | よく日が当たる場所 | 乾いたらたっぷり | トマト料理・ソース | アブラムシ。一年草 |
| 4 | レモンバーム | 半日陰でも可 | 乾いたら | お茶 | 放っておくと広がる |
| 5 | チャイブ | 日なた | 乾いたら | 卵料理・スープ | 多年草。毎年収穫しやすい |
いまが夏の終わり〜秋なら、バジルは一年草なので終わりかけです。これから続けるなら、ローズマリー・ミント・チャイブの方が向きやすいです。春(4〜5月)は、5つのどれも始めやすい時期です。
1. ミント|まずは枯れにくい1鉢
生命力が強く、半日陰でも育ちます。摘みたてをお茶や水出しにすると、香りがわかりやすいです。
必ず単独の鉢にしてください。根が横に広がり、同じ鉢のほかのハーブを押してしまいます。
水切れには弱いので、土の表面が乾いたら、鉢底から出るまであげます。毎日あげる必要はありません。
2. ローズマリー|水やりを忘れても続きやすい
乾燥を好み、木のように育つ多年草です。肉料理やポテト、香りの楽しみに向きます。
失敗しやすいのは、やさしすぎる水やりです。土が湿ったままだと根が傷みます。日当たりと風通しを優先してください。
苗の選び方から使い方まで、まとめた記事があります。
3. バジル|料理にすぐ使える(虫には注意)
日なたと、水はけのよい土が好きです。ジェノベーゼやトマト料理に、摘みたてを使えます。
香りが強くても、アブラムシは来ることがあります。「虫がつかない」ではありません。葉の裏を、水やりのついでに見る。小さく防虫ネットをかぶせる、でも大丈夫です。
一年草なので、秋が深まると終わりやすいです。夏の食卓用、と捉えると気が楽です。
4. レモンバーム|お茶向きのやさしい香り
レモンに近い香りで、半日陰でも育ちます。お茶に入れるとわかりやすいです。
効能を約束するものではありません。香りと味を楽しむ、で十分です。
放っておくと広がることがあるので、鉢で管理すると安心です。
5. チャイブ|細ねぎの風味で、毎年収穫しやすい
日なたを好みます。卵料理やスープの仕上げに、少し切って足せます。
多年草なので、一度根づけば翌年も芽が出やすいです。料理用の緑がほしい人に向きます。
失敗しやすいこと

- 毎日水をあげる → 土の表面が乾いてから
- 黒いポリポットのまま置く → 数日以内に一回り大きな鉢へ
- 性質の違うものを寄せ植えする → 最初は1鉢1種類
- コンクリートの照り返し・室外機の風 → 床から少し浮かせ、風の正面は避ける
詳しく書いた記事があります。
鉢は、見た目より先に、底穴・通気・5〜6号サイズを見ると失敗が減ります。
よくある質問

Q. どれから始めればいい?
A. 枯れにくさならミントかローズマリー。料理にすぐ使いたいならバジル(虫は見る)。1鉢で十分です。
Q. 虫はつきますか?
A. つきます。ミントやローズマリーは比較的つきにくいですが、つかないではありません。バジルはアブラムシが来やすいです。
Q. 冬を越せますか?
A. ローズマリー・ミント・チャイブは多年草で、霜よけや室内への移動で続きやすいです。バジルは一年草です。地域の寒さで違います。
Q. 猫や犬がいる家でも大丈夫?
A. 種類と置く場所によります。届かない高さにする。詳細は一覧の記事を見てください。
▶犬・猫に安全なハーブ一覧
Q. 腰が心配です
A. 重い鉢を床に置かない、1〜2鉢から、で続けやすくなります。
▶60代からのハーブガーデニング
まとめ

ベランダのハーブは、5つ並べなくて大丈夫です。ミントかローズマリーの1鉢から始めると、枯れにくく、香りもわかりやすいです。
水やりは乾いてから。ミントは単独。虫は「つきにくい」まで、と覚えておくと、期待との差が小さくなります。
鉢が決まったらプランターの記事へ。枯らしたくない人は、失敗7選へどうぞ。