ハーブ

【ベランダでも大丈夫】ハーブの植え付け時期!シニアが実践する失敗しない始め方

こんにちは、ユミです。

「ハーブを育ててみたいけど、いつ植えればいいの?」

私も数年前、まさにそう思っていました。園芸店でバジルの苗を見かけて「育ててみたい!」と思ったものの、「今植えて大丈夫なのかな?」と不安になって、結局その日は何も買わずに帰ったことを覚えています。

今では自宅のベランダでトマトとバジルを育てて、毎朝の水やりが楽しみになっています。季節の花も育てながら、緑に囲まれた暮らしを楽しんでいます。

この記事では、私自身の経験をもとに、ハーブの植え付け時期と失敗しないコツをお伝えします。専門家のような難しい話ではなく、「こんな感じで始めればいいんだ」と思っていただける、等身大の情報をお届けできればと思います。

なぜ植え付け時期が大切なのか|私の失敗談から

実は私、最初にバジルを育てようとしたとき、時期を間違えて失敗したことがあります。

10月も終わりに近づいた頃、「そろそろバジルでも植えてみようかな」と思って苗を買ってきたんです。でも、植えてから1週間もしないうちに、葉っぱが黒ずんで元気がなくなってしまいました。

後から調べてわかったのですが、バジルは暖かい気候を好むハーブ。秋も深まった時期に植えても、寒さで育たなかったんですね。

植え付け時期を守ることで
・ ハーブが元気に育ちやすい
・ 失敗のリスクが減る
・ 手間がかからず、初心者でも成功しやすい
・ 収穫までの期間が短くなる

難しく考える必要はありません。それぞれのハーブに適した季節に植えてあげるだけで、驚くほど育てやすくなるんです。

【春植え】私も育てている!3月〜5月のおすすめハーブ

春は、ハーブを始めるのに最適な季節です。気温が上がり始めて、植物がぐんぐん成長する時期だからです。

私が実際にベランダで育てているハーブを中心に、春植えのおすすめをご紹介しますね。

バジル(植え付け時期:4月下旬〜6月)

私が一番おすすめしたいハーブです!

今年もトマトと一緒に育てていますが、バジルはトマトの横に植えると、お互いに良い影響を与え合うと言われているんです。実際、両方とも元気に育っています。

育て方のコツ
・ 気温が20度以上になってから植える(寒さに弱いので注意)
・ 日当たりの良い場所に置く
・ 土の表面が乾いたらたっぷり水をあげる
・ 葉っぱを摘んで使うと、わき芽が出てどんどん増える

私の失敗ポイント
最初の年は、4月の初めに植えてしまって、まだ寒い日があって成長が遅れました。ゴールデンウィーク頃まで待つのが安心です。

初めての方へ
種からだと少し時間がかかるので、苗から始めるのがおすすめ。園芸店で100円〜200円くらいで買えますよ。

ミント(植え付け時期:3月〜5月、9月〜10月)

ミントは本当に丈夫で、初心者にぴったりです。水をあげ忘れても、すぐに元気になってくれます。

育て方のコツ
・ 半日陰でも育つ
・ 水が好きなので、土が乾かないように注意
必ず鉢植えで育てる(地植えにすると増えすぎて大変なことに!)

おすすめの使い方
摘みたてのミントで作るミントティーは格別です。お湯を注ぐだけで、爽やかな香りが広がります。

パセリ(植え付け時期:3月〜4月、9月〜10月)

料理の付け合わせでよく見るパセリですが、自分で育てると新鮮さが全然違います。

育て方のコツ
・ 日当たりの良い場所を好むが、半日陰でも育つ
・ 水やりは控えめに(土が乾いてから)
・ 外側の葉から収穫する

私の体験談
パセリは意外と長く収穫できるんです。一株あれば、2〜3ヶ月は使えますよ。

ローズマリー(植え付け時期:3月〜5月)

ローズマリーは一度植えると、何年も楽しめる多年草です。

育て方のコツ
・ 乾燥に強いので、水やりは控えめ
・ 日当たりの良い場所に置く
・ 風通しを良くする

注意点
成長がゆっくりなので、気長に待つことが大切です。

タイム(植え付け時期:3月〜5月)

小さな葉が可愛らしいハーブです。料理にも使えますし、育てやすさも抜群です。

育て方のコツ
・ 乾燥気味に育てる
・ 日当たりを好む
・ コンパクトなので、小さな鉢でも育てられる

【秋植え】涼しくなってから始めるハーブ

「春を逃してしまった…」という方も大丈夫。秋も、ハーブを始めるのに良い季節なんです。

秋植えに適したハーブ(9月〜11月)

コリアンダー(パクチー)
・ エスニック料理好きにはたまらない
・ 涼しい気候を好む
・ 春植えより秋植えの方が育てやすい

チャービル
・ フレンチパセリとも呼ばれる
・ 繊細な味わいが特徴
・ 半日陰でも育つ

ディル
・魚料理によく合う
・ 涼しい気候を好む
・ 春よりも秋の方が病気になりにくい

春と秋、どちらから始めるべき?

これは、よく聞かれる質問です。私の考えをお伝えしますね。

春から始めるのがおすすめな理由
・ 選べるハーブの種類が多い
・ 気温が上がるので成長が早い
・ 初めての方でも失敗しにくい
・ 夏までたっぷり収穫できる

秋から始めるメリット
・ 涼しいので管理が楽
・ 虫が少ない
・ ゆっくり成長するので観察が楽しい

私のおすすめは、春から始めて、秋にも違う種類に挑戦するという方法です。一年を通してハーブのある暮らしを楽しめますよ。

【ひと目でわかる】季節別ハーブ植え付けカレンダー

月ごとに植えられるハーブをまとめました。

植え付けできるハーブ 私のおすすめ
3月 パセリ、ミント、ローズマリー、タイム まだ少し寒いので、苗からがおすすめ
4月 パセリ、ミント、ローズマリー、タイム、チャイブ この時期からハーブ栽培を始めるのが一番!
5月 バジル、ミント、ローズマリー、タイム、オレガノ バジルはこの時期が最適です
6月 バジル、シソ、レモングラス 梅雨時は水やりの管理に注意
9月 パセリ、ミント、コリアンダー 秋から始めるならこの時期
10月 パセリ、チャービル、ディル 涼しくなって管理が楽
11月 チャービル、ディル だんだん寒くなるので早めに

地域による違い
私は関東に住んでいますが、もっと暖かい地域や寒い地域では、少し時期がずれます。お住まいの地域の気温を目安にしてくださいね。

ベランダで実践!植え付けの基本ステップ

実際に、私がどうやって植え付けているかをご紹介します。

準備するもの

私が使っているもの
・ プランターまたは鉢(深さ15cm以上あると安心)
・ ハーブ用の培養土(園芸店で売っている専用のもの)
・ 鉢底石(水はけを良くするため)
・ 苗(または種)
・ じょうろ
・ 軍手(あると便利)

**費用の目安:**
全部揃えても、1,000円〜2,000円程度です。鉢やじょうろは100円ショップでも買えますよ。

植え付けの手順

ステップ1:鉢を準備する
鉢の底に鉢底石を敷きます。これを入れることで、水はけが良くなって根腐れを防げます。

ステップ2:土を入れる
鉢の7〜8分目まで培養土を入れます。私は、ハーブ専用の土を使っています。普通の培養土でも育ちますが、専用土の方が失敗が少ないです。

ステップ3:苗を植える
苗をポットから優しく取り出して、鉢の中央に置きます。このとき、根っこをあまりいじらないように注意してください。

私が失敗したポイント
最初の頃、根っこをほぐそうとして傷つけてしまったことがあります。そのまま植えても大丈夫です。

ステップ4:土を足して固定する
苗の周りに土を足して、軽く押さえます。強く押しすぎないのがコツです。

ステップ5:たっぷり水をあげる
鉢底から水が流れ出るくらい、たっぷりと水をあげます。これで植え付け完了です!

こうしておけばよかった
最初の年は、鉢が小さすぎて、バジルがすぐに窮屈になってしまいました。少し大きめの鉢を選ぶと、長く楽しめますよ。

植え付け後の日々の楽しみ方

ハーブを植えた後は、毎日の観察が楽しみになります。

水やりのタイミング(ユミ流)

基本は「土の表面が乾いたら」です

私は毎朝、指で土を触ってチェックしています。表面が白っぽく乾いていたら、水をあげる合図です。

季節による違い
・ 春・秋:1日1回程度
・ 夏:朝と夕方の2回
・ 冬:2〜3日に1回

私の失敗談
最初は「毎日あげなきゃ!」と思って、水をあげすぎていました。ミントは水が好きですが、バジルやローズマリーは水のあげすぎで根腐れすることがあります。

毎日の観察が癒しになる

 

朝、水をあげながら葉っぱを見るのが、私の日課になっています。

「あ、新しい葉が出てる!」
「今日は少し元気がないかな?」

そんな小さな変化に気づくのが、とても楽しいんです。

猫も一緒にベランダに出てきて、私が水やりをしている間、日向ぼっこをしています。そんな穏やかな時間が、毎日の癒しになっています。

完璧じゃなくても大丈夫

「水やりを忘れちゃった!」
「葉っぱが少し黄色くなってる…」

そんなことは、誰にでもあります。私も何度も失敗していますよ。

大切なのは、完璧を目指すことじゃなくて、楽しむこと。失敗しても、次はうまくいくかもしれません。気楽に、マイペースで続けることが一番です。

【Q&A】私も最初に疑問に思ったこと

皆さんが気になると思われる質問に答えていきますね。

Q1:種と苗、どっちがいい?

初めての方には、断然「苗」をおすすめします。

種から育てるのも楽しいのですが、発芽するまで時間がかかりますし、小さな芽の管理は少し難しいです。

苗なら、買ってきてすぐに育て始められますし、失敗も少ないです。慣れてきたら、種からも挑戦してみてください。

Q2:猫がいても大丈夫?

我が家にも猫がいます!

気をつけているのは、猫にとって有害なハーブを育てないことです。例えば、ラベンダーは猫にとってあまり良くないと言われています。

バジルやパセリは猫が食べても大丈夫ですが、念のため、猫が届かない場所に置いています。ベランダに出るときは、一緒に見守っているので安心です。

Q3:失敗しても次はうまくいく?

もちろんです!

私も最初のバジルは失敗しましたが、翌年の春に再挑戦したら、ちゃんと育ちました。

失敗から学ぶことがたくさんあります。「あのとき、こうすればよかったな」という経験が、次の成功につながるんです。

だから、もし失敗しても、「次はこうしてみよう」と思って、また挑戦してみてくださいね。

Q4:ベランダが狭くても大丈夫?

大丈夫です!

ハーブは、小さな鉢でも育てられます。私も最初は、7号鉢(直径21cm)でバジルを1株だけ育てていました。

狭いベランダなら、縦のスペースを使うのもおすすめです。ハンギングバスケットや、壁掛けのプランターを使えば、限られたスペースでも複数のハーブを育てられますよ。

Q5:ハーブって虫がつきますか?

正直に言うと、つくことがあります。

特にバジルは、アブラムシがつきやすいです。でも、ハーブの多くは香りが強いので、他の植物に比べると虫は少ない方だと思います。

もし虫を見つけたら、私は手で取り除いたり、水で洗い流したりしています。どうしても気になる場合は、園芸店で安全な防虫剤を相談してみるといいですよ。

まとめ|一緒にハーブのある暮らしを楽しみましょう

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

ハーブ栽培は、難しく考えすぎなければ、本当に楽しい趣味です。

この記事のポイント
・ 春(4月〜5月)がハーブを始めるのに最適な時期
・ 初心者にはバジル、ミント、パセリがおすすめ
・ 苗から始めると失敗が少ない
・ 完璧を目指さず、楽しむことが大切
・ 失敗しても、次はきっとうまくいく

私も、まだまだ学ぶことがたくさんあります。このブログを通して、皆さんと一緒に、ハーブのある暮らしを楽しんでいけたらと思っています。

もし「こんなハーブを育ててみたい」「こんなときどうすればいい?」という質問があれば、ぜひコメント欄で教えてください。一緒に考えて、楽しみましょう!

それでは、素敵なハーブライフを!

 

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